扇状地と三角州の違いをわかりやすく解説
高校受験の社会は、なぜか扇状地と三角州が大好き。よくでます。
そのくせ2つとも似ていて、違いがわかりにくい。
ということで、扇状地と三角州の違いについてまとめたので参考にしてみて下さい。
扇状地・三角州の違いは?
まず、読み方は
扇状地 = せんじょうち
三角州 = さんかくす
どちらも日本にできる地形の名前です。
違いはかんたんです。これだけ。
正確に言うと、
扇状地は、山と平野の間にできる。山の斜面というイメージ。
三角州は、河口にできる。川と海の境目というイメージ。
うーんわかりにくいと思うので、絵で!
さらにな極端に言ってしまうと、
もうこの覚え方でいいと思います。
両方とも、共通点として
川から流れてくる砂や泥(土砂)が積もってできる、という点があります。
その共通点があるから、イマイチ区別ができないんですね。
それぞれの土地の特徴は?
場所の違いがわかったところで、それぞれの土地の使われ方についてみていきましょう。
扇状地 = 果樹園
三角州 = 都市
ザックリとこんな感じの覚え方でいいと思います。
扇状地は、山の斜面ということもあり、日当たりがよく、果物を作るのに最適です。
山梨県の甲府盆地が有名ですね。桃やブドウを作りまくってます。
三角州は、水田に利用されることもありますが、都市が多いです。
つまり、人が住んだり工場を建てたり。
平地だから、人が住んで活動するのに最適なんですね。東京や大阪の大都市圏でも、三角州が利用されています。
以上。
最後にもう一度まとめます。
- 扇状地と三角州は、川から流れてきた土砂などが積もってできる土地。
- 扇状地は、山と平地のつなぎ目、山の斜面にできる。扇状地=陸、と覚えよう。
- 三角州は、川の河口にできる。川が海に流れ出る場所。三角州=海、と覚えよう。
- 扇状地は果樹園が多く、果物を栽培している。三角州は、都市として利用されている
以上、扇状地と三角州の違いについてでした。ありがとうございました!